遺産分割協議

相続では、遺言書が遺されている場合を除き、原則として、遺産分割協議と呼ばれる相続人の話し合いにより財産の分け方を決めることになります。

多くの相続では遺産分割協議が最大の難所となります。というのも、単なる話し合いとは違って、遺産分割協議には以下のような厳しい要件があるからです。

• 遺産分割協議には相続人全員の出席が必要
• 遺産分割協議で決めた内容に相続人全員が合意しなければならない

相続人が一人でも欠けていると遺産分割協議は成立しません。非協力的な人や連絡の取りづらい人がいると、遺産分割協議の開催すらできないのです。

開催はできたとしても、相続人全員が納得できるような遺産の分け方を決めるのはこれまた至難の業。一人でも反対する人がいれば協議はまとまらず、その後の相続手続が滞ってしまいます。かといって、十分な話し合いをしないまま、声の大きい相続人が無理矢理まとめるようなことでもあれば、相続人同士の信頼関係にひびが入ってしまいます。

このような遺産分割協議という難所を相続人の皆様が協力して乗り越え、その後の相続手続をスムーズに行うためのお手伝いをするのが、弊所の遺産分割協議サポートです。

遺産の分け方自体は相続人の皆様に話し合って決めていただきますが、弊所は公正中立の立場から遺産分割協議の成功をサポートします。遺産分割協議書の作成をはじめとする後方支援をいたします。

遺産分割の話し合いで揉めたくないなら、始めが肝心です。揉めてからでは遅いのです。公正中立の第三者である専門家が早い段階から関与することで、無用な対立を避けることができます。遺産分割協議に不安を感じている方は、ぜひ早めにご相談ください。