相続チラシ、プロジェクト終了!

当事務所のメインターゲットは事務所近隣に住む高齢者の皆様です。インターネットに馴染みのない方も多いので、この層にリーチするには、チラシをはじめとする紙媒体を使った宣伝が欠かせません。紙媒体で効果を上げるにはまとまった費用が必要なため、弊所のような小さな事務所が自己資金のみで遂行するのは困難です。そこで「小規模事業者持続化補助金」という国の補助金を申請しました。無事採択されたのを受けて、令和元年8月から12月にかけて、チラシを中心としたアナログ媒体により地域での販路拡大を目指すこととなりました。

この補助金は事業を計画するだけでは下りません。計画した事業をきちんと実施してはじめてお金が受け取れる仕組みです。飽きっぽい性格で物事に継続的に取り組むのが大の苦手なのですが、今回はそうも言っていられず、補助金の対象事業となっている「相続」の「チラシ営業」に一心不乱に向き合った5ヶ月間でした。

このプロジェクトも明後日で終了です。予定していた内容を大方終えて、本日は実施報告のための資料をまとめています。新聞の折り込みチラシが八万枚弱、ポスティングを委託したチラシが三万枚強、最終月の12月は郵便局3局にチラシを設置してもらい、余ったチラシは寒風吹きすさぶクリスマスイブにご近所のポストに入れて歩きました。

こうして振り返ってみると、我ながらよくやったものだと感慨深い思いです。デザインからキャッチコピーの考案、配布地域の選定、印刷会社への発注まで不慣れな素人が一人でこなすので、非効率なこと極まりなし。自分の顔写真が入ったチラシが不特定多数に配布されるのが恐ろしく、また、チラシに苦情があったときは動揺してもう止めようとも思いました。それでも、「当事務所のサービスを必要する、チラシでなくてはつながれない層にリーチする」という補助金申請にあたって事業計画に盛り込んだ目的を果たすべく覚悟を決め、なんとか完遂までこぎ着けました。

肝心の成果はというと・・・、期待していたほどではないものの、及第点は取れたかなといったところ。チラシをご覧になって事務所に来てくださった方の大半は、インターネットへのアクセスがなく、どこに悩みを相談していいか分らないという状況でした。そこへ弊所のチラシが折込ないしポスティングされたというわけです。

相続関連のサービスは、ニーズに緊急性のない場合が多く、もうすぐ相続が発生しそうとか相続が発生したばかりという限定的な場合を除くと、チラシを見てすぐのご相談やご依頼にはつながりにくい。しかし、潜在的なニーズは実に多いのです。「将来のために取っておこう」と今回のチラシを保管してくださっているとすれば、効果は後からも出ることでしょう。

チラシ事業の実施中はデジタル方面、特にサイトの更新が手薄になってしまいました。来年はデジタル強化の予定です。このサイトも穴だらけなのでなんとか改善したい。当事務所の主な顧客であるシニア世代の中には、インターネットを当たり前に使いこなす人がたくさんいます。「シニア×IT」はもはや珍しいテーマではないかもしれませんが、遅ればせながら当事務所も真剣に取り組んでまいります。どうぞよろしくお願いいたします!